::Topics 【第44回チケット販売中】
オーケストラ・ニッポニカ第44回演奏会《ヨーロッパ辺境の音楽・その先に》のチケットを1/15より販売開始いたしました。 小倉朗『ヴァイオリン協奏曲』のオーケストラ伴奏による演奏は46年ぶり、間宮芳生『オーケストラのための2つのタブロー′65』はおそらく28年ぶりの再演です。 ニッポニカのミュージカル・アドバイザーである野平一郎の指揮、そして同コンサートマスター高木和弘の独奏による小倉朗『ヴァイオリン協奏曲』の演奏にご期待下さい。 チケットびあ、イープラス、コンサートサービスにてお求めいただけます。 くわしくは、当HP「コンサート情報」→「チケット情報」のページをご覧ください。 (2024.01/15) 【第43回演奏会終了、次回演奏会チケット発売日につきまして】
11月12日、紀尾井ホールにて、第43回演奏会を無事終了いたしました。 秋を飛び越えて冬になってしまったかのように冷え込む中、ご来場くださいましたお客様に感謝申し上げます。 次回演奏会は2024年3月31日(日)紀尾井ホールにて、《ヨーロッパ辺境の音楽・その先に》と題し、ミュージック・アドヴァイザー野平一郎の指揮でバルトーク、小倉朗、間宮芳生の作品をお届けします。小倉朗『ヴァイオリン協奏曲』ではオーケストラ・ニッポニカのコンサートマスター高木和弘がソリストを務めます。どうぞご期待ください。 チケットの発売は、来年1月15日(月)からとなります。 (2023.12/05) 【ニッポニカInstagramを始めました】
従来のニッポニカ公式Facebook、ニッポニカ公式X(旧Twitter) に加え、この度、公式Instagram でも発信を試みる事になりました。 こちらはツールの特性を活かして、ニッポニカの活動の様子を写真でご紹介してまいります。どんな「撮っておき」が出るか!?ご覧いただければと思います。 ニッポニカ公式Instagram (2023.10/29)
オーケストラ・ニッポニカ第43回演奏会「社会への眼差し」のチケット販売を、明日より開始いたします。 一人でも多くの方に演奏会に足を運んでいただけますよう 完成したチラシの配布やSNS発信などに、取り組みます。 指揮は、野平一郎ミュージック・アドヴァイザー。チェロ協奏曲のソリストに横坂源さん、また交響曲に入るソプラノのソリストに竹多倫子さんを迎えます。 今回もU25席を扱いますが、当日窓口販売のみとなります。くわしくは、公式HP内チケット情報をご覧ください。 (2023.08/21)
本年6月で野平一郎ミュージック・アドヴァイザーの任期満了の予定でしたが、この度、2年延長されることになりましたので、謹んでご報告申し上げます。 (2023.08/21)
昨年度に開催された設立20周年記念連続演奏会シリーズの批評記事が掲載されました。 ・ 読売新聞 2022年8月12日夕刊(連続演奏会T) ・「音楽の友」2023年1月号 Concert Reviews欄 (連続演奏会U) ・ 「メルキュールデザール」blog 2023年4月15日(連続演奏会V) 設立20周年にフォーカスした野平一郎ミュージック・アドヴァイザーへのインタヴュー記事が、掲載されました。 ・東京新聞 7月12日夕刊 ・音楽之友 2022年12月号 (2023.08/21)
次回演奏会のソリストが決まりました。 三善晃『谺つり星<チェロ協奏曲第2番>』のチェリストに、横坂源さん。 横坂さんは、第7回齊藤秀雄メモリアル基金賞、第59回ミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門で2位を受賞して、国際的なキャリアを誇る奏者です。 そして、林光『交響曲第3番〈八月の正午に太陽は…〉』のソプラノに、竹多倫子さん。 竹多さんは、第82回日本音楽コンクール声楽部門(オペラ・アリア)第1位及び岩谷賞(聴衆賞)を受賞後、イタリアで研鑽・デビューしました。 このふたつの作品は、ともにサントリー芸術財団によって委嘱、初演されました。 気鋭のソリストたちの演奏に、ご期待ください。 チケット発売開始は、8月中旬の予定です。 (2023.06/15) 【東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴ】
オーケストラ・ニッポニカでは2014年より、演奏のために整えた譜面のうち、諸権利関係を確認できたものに限り「東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴ・コレクション」に寄託するアーカイヴ活動をしております。現在51曲が寄託されており、演奏のために貸し出されるなど、活用されています。 東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴページはこちら この度、昨年度演奏した諸井三郎の交響曲第2番を含め、下記3曲を寄託いたしました。 ・交響曲第1番 ・交響曲第2番 ・ソプラノのための二つの歌曲(中原中也詩) 該当ページはこちら (2023.06/14) 【「演奏会記録」を作成しました】
ニッポニカでは2002年の設立から20周年を記念し、『オーケストラ・ニッポニカ演奏会記録 2002〜2023』を作成いたしました。内容は、44回余の演奏会ごとに企画主旨、日時とプログラム、チラシ画像を掲載し、巻末に曲目ごとの編成、初演、使用楽譜等のデータをまとめ、本文への索引としたものです。この冊子は3回にわたった20周年記念連続演奏会にて、プログラムの別冊としてご来場の皆様にお配りしました。余部は、プログラム同様にご希望の方にお頒けいたします。詳細はこちらをご覧ください。 (2023.06/14) 【演奏会、無事終了しました】
3月25日、紀尾井ホールにて、設立20周年記念連続演奏会Vが無事に終了いたしました。 季節が逆戻りするような冷たい雨が降る中、ご参集くださいましたお客様に御礼申し上げます。 ニッポニカの委嘱に応えて野平一郎ミュージックアドヴァイザーが激務の中で書いて下さった作品を、ご自身の指揮によって世界初演させていただいたことは、 団として本当に嬉しいことでした。永冨正之「1楽章の交響曲」の日本初演には、終演後から続々と反響をいただいています。その2曲を含む計5曲と盛り沢山でしたが、発見に満ちたリハーサルを重ね、その結果としてシリーズを締めくくる演奏会を恙なく終えることが出来ました。 次回演奏会は11月12日(日)紀尾井ホールにて。チェロ協奏曲や交響曲にソプラノが入るなど、ヴァラエティに富んだプログラムとなりますので、ご期待下さい。 (2023.04/20) 野平一郎ミュージックアドヴァイザーに作曲委嘱をした、ニッポニカ設立20周年記念作品のタイトル『言葉にならない世界へ 《Au seuil du monde indicible pour orchestre》』が入ったチラシが完成しました。 作品のタイトルについて作曲家は、次のように述べています。 「Seuil pour orchestre というタイトルですが、在るものと無いものとの「境」という意味で用いています。一方に創世記のイメージ、未だ未分化の世界、言葉が機能していない世界、コミニュケーションが限定されている世界との境界へアプローチしていく、といった内容です。」 演奏会は、3月25日(土曜日)14時30分開演 紀尾井ホールにて。 チケットは、本日1月16日(月)販売開始です。 (2023.01/16) 2022 年 7 月から 8 月にかけて実施されたクラウドファンディングは、予想以上の方々からのご支援により目標金額を超えて終了いたしました。感謝をこめてご支援いただいた方のご芳名を「クラウドファンディングのページ」内に掲載いたしました。 (2023.01/16) 【メディア掲載のお知らせ】
創立20周年についての取材記事及び7月に開催された第40回演奏会の批評記事、さらに7月に発売されたCDについての記事が掲載されました。 「東京人」 2022年4月号 2022年おすすめ公演情報欄(設立20周年記念演奏会I) 「サラサーテ」2022年8月号 Topics欄(「オーケストラ・ニッポニカ クラウドファンディングで運営費を募る」) 東京新聞 2022年7月12日夕刊(「現代に響く国内作曲家の音色」野平一郎ミュージックアドヴァイザーへのインタヴュー) レコード芸術 2022年9月号 新譜月評・現代曲欄「松村禎三/交響作品集」(特選盤) 読売新聞 2022年8月12日夕刊(評:オーケストラ・ニッポニカ第40回演奏会) 朝日新聞 2022年8月18日夕刊 for your Collection欄「松村禎三/交響作品集」(推薦盤) (2022.09.10)
芥川也寸志メモリアルオーケストラ・ニッポニカのクラウドファンディングは、昨日、目標をはるかに超えて終了いたしました。最終日まで、本当にたくさんの熱いご支援をいただき、ありがとうございました。 この約2ヶ月の間、たくさんのご支援だけでなく、たくさんのお心のこもった応援メッセージをいただきましたことは、望外の喜びでした。私どもの活動を普段ご存じない方から、あたたかい励ましや本気の叱咤のお言葉をいただくとは想像もしておりませんでした。 こうして私どもの活動に心を寄せてくださる方々のお声に触れられ、改めてこのクラウドファンディングに挑戦して良かったとの思いを強くしました。 今後もいただきましたご厚志に応えられるよう、気持ちも新たに活動に励んでまいります。重ねてになりますが、みなさまからのご支援に心より御礼を申し上げます。 ありがとうございました。 (2022.09.01)
オーケストラ・ニッポニカはこれまでに開催した演奏会のプログラム冊子バックナンバー
を、演奏会会場にて実費でお頒けしていますが、スペースの関係で全てのプログラムを並
べることができません。そこで新たに、ウェブサイトで事前に予約を受け付け、次回
演奏会会場でお渡しすることといたしました。
詳しくはこちらをご覧ください。(2019.6.7) ニッポニカTwitter、Faceboo、instagramをご覧下さい
ニッポニカの日々の活動の様子は、ニッポニカ公式Facebookページ、Twitter、instagramでご案内しています。(2013.03.12)(2023.10.29更新)
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::Spotlight
【第44回演奏会《ヨーロッパ辺境の音楽・その先に》】
日本におけるバルトークの音楽の受容は、1925年(大正14年)に、フランス人ピアニスト・作曲家のアンリ・ジル=マルシェックスが東京で行った連続公演で、バルトークほかフランス・バロックから近代音楽までの作品を演奏したことが、ひとつの契機となった。戦前に清瀬保二、松平頼則らがその影響を受けたことは、彼ら自身が語っている。 しかし、アジア辺境に位置する日本の作曲家たちがバルトークに決定的な影響を受け、その影響を克服、止揚したのは戦後の1950年代から60年代にかけてのことであった。ヨーロッパ音楽文化の辺境にいたバルトークが、マジャールの歴史的、文化的、風土的な背景を創作の基盤に置いて、かつ20世紀という時代にふさわしい新たな作曲の技法的基盤を確立しながら魅力的な音楽を作ったことに対して、日本の作曲家たちは自分の立場を置き換えて作曲に挑んだ。ことにバルトークに決定的な影響を受けたのは、小倉朗と間宮芳生であった。ふたりは、影響を体現化する中で、独自の音楽語法を確立し、それが日本の音楽として聞こえる普遍性を獲得している。作曲活動に並行して、小倉は日本の文化風土の特性と運動性に着目し、間宮は“足の裏”の感性に創作の軸足を置いて、文明批評的思考を著わす業績をも遺している。 風土に根ざした伝統が、狭いナショナリズム的価値観の下に貶められ、互いの偏見の要因ともなり得る現在、ふたりの作曲家の業績は新たな視点から再評価されなければならない。
野平一郎/指揮
高木和弘/ヴァイオリン
6歳よりバイオリンを始め、国内で数々のコンクールに優勝及び入賞を果たす。 主な賞歴としては1997年度ブリュッセルで行われたエリザベート王妃国際コンクール入賞、1998年ジュネーヴ国際コンクール第3位(1位なし)、2001年 アメリカ・インディアナ州で行われたフィショッフ室内楽コンクールにてユーシア弦楽四重奏団の第一バイオリン奏者として第一位などが挙げられる。 国内では、2005年度文化庁芸術祭新人賞、大阪文化祭賞大賞受賞、 2007年度第19回ミュージック・ペンクラブ音楽賞オーディオ部門録音作品賞を受賞と、その芸術家としての認知と評価も非常に高い。 |
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『東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴ』とそのコレクションについて
ニッポニカでは2014年より、演奏に使用した楽譜等の資料の一部を東京音楽大学付属図書館に寄託しております。 『東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴ』のサイトへは、下のバナーからどうぞ.
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