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オーケストラ・ニッポニカ第34回演奏会 オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」<間宮芳生90歳記念>が、「第17回佐川吉男音楽賞」を受賞致しました

この度、オーケストラ・ニッポニカ第34回演奏会 オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」<間宮芳生90歳記念>が、「第17回佐川吉男音楽賞」を受賞致しました。
「佐川吉男音楽賞」は、音楽評論家として長年活動されてきた故・佐川吉男先生のご業績を関係者の心に留めるとともに、生前先生が特に専門とされてきたオペラやチェコ、スロバキア関係の音楽活動の振興を主な目的に同夫人によって平成15年に設立された音楽賞。中小オペラ団体が主催する公演で、特に優れた成果をあげたもののほか、佐川吉男音楽賞実行員会選考委員が賞に値すると認めたものに対して与えられる賞です。なお、夫人の佐川悦子さんは平成27年 (2015年) 4月に逝去され、現在ではその遺志を継いで、佐川吉男音楽賞実行委員会が三菱UFJ信託芸術文化財団と共に運営にあたっているとのことです。

実行委員会による贈賞理由:オーケストラ・ニッポニカは2002年の設立以来、日本人作曲家の管弦楽曲の復活演奏やスコアのない作品などの掘り起こしと紹介で成果を上げてきた。とくに再演にあたって、失われた楽譜の復刻や校訂を行い、数多くの作品について演奏可能な楽譜を整備してきたことは高く評価される。
第34回演奏会では2016年からミュージック・アドヴァイザーに就任した野平一郎が、自らの師である間宮芳生の90歳を祝って、オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」を54年ぶりに再演した。演奏会形式ながら簡単な衣装と演技を加えた上演は、物語の展開を多彩な歌唱法と多種多様な楽器で描き出す作品のおもしろさを伝えた。たとえば戦争シーンではバグパイプやパイプ・オルガンで恐怖を演出し、女王とサルの対話にはリコーダーやリュートを使って典雅な音楽を紡ぎだす。田崎尚美、大槻孝志ら、歌手たちの熱演もあって、若々しい感性に裏付けられたエネルギッシュなオペラが朗々と響き渡る好演となった。(ここまで)

私どもオーケストラ・ニッポニカでは、設立以来、再演される機会の少ない作品の蘇演に取り組んで参りましたが、その事自体にも触れていただき、更に特にハードルの高かったオペラ公演をこうした評価して頂いたことは、大変光栄なことであり、この演奏会に携わってくださった全ての方、来聴下さった全てのお客様に感謝を申し上げます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。