打楽器 菅原 淳Atsushi SUGAHARA
大阪生まれ。7才よりマリンバを始める。大阪府立天王寺高校卒業。東京芸術大学卒業。フランス政府給費留学生として、パリ・コンセルバトワールに留学。J.ドレクリューズ、S.グアルダの両氏に師事。これまでに、小川雅弘、小川順子、故小宅勇輔、有賀誠門、岡田知之、高橋美智子の諸氏に師事。
1974年、ラ・ロッシェル国際打楽器コンクール第1位。グループ「3マリンバ」、アンサンブル「ヴァン・ドリアン」を結成、作曲家に曲を委嘱し、数多くの日本初演をする。 1980年、パリで行われた国際打楽器コンクールの審査員を務める。 1983年、中島健蔵音楽賞を受賞。 1996年、平成7年度文化庁芸術祭において、「菅原淳リサイタルー木と皮の鼓動を求めてー」の企画、演奏に対して芸術祭優秀賞を受賞。 その後、打楽器アンサンブル「パーカッション・ミュージアム」「パーカッション・ギャラリー」を結成し、その主宰でもある。 1999年、朝日現代音楽賞を受賞。 今までに「一柳慧とジョン・ケージ」「石井眞木とシュトック・ハウゼン」「高橋悠治とクセナキス」「ティンパニ・リサイタル」など響きを追及したリサイタルを開催。 2000年、カナリア諸島音楽祭において、石井眞木作曲「アフロ・コンチェルト」を、 ゲルト・アルブレヒト指揮、読売日本交響楽団と共演。2007年6月、テーリヘン作曲 「ティンパニ協奏曲」を下野竜也指揮、読売日本交響楽団と共演。 CD「菅原淳/木と皮の鼓動」「花と星」をリリース。パーカッション・ミュージアムのCDも キングレコードより4枚、JPCより7枚リリースしている。 38年間、読売日本交響楽団で主に首席ティンパニ奏者を務めた。 現在、東京音楽大学教授。日本大学芸術学部講師、昭和音楽大学特別講師、尚美コンセルヴァトアール・ディプロマ講師。 |
共演したソリストの皆さん
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